髪わざエンジェル

頭皮も毒出し

2021.09.30

“頭皮も毒出し、「スカルプ・デトックス」毛穴をきれいに保つ毎日のケア法”

毒素や老廃物を排出するデトックス。実は「頭皮」も、健やかな地肌を保つためには“デトックス”が必要って知ってました?
最近なんだかシャンプーをしてもスッキリしない、髪の毛にトリートメントが入りにくいと感じた事はありませんか?
それは、「頭皮に詰まった皮脂や汚れ」が原因になっているかもしれません。
お顔であればすぐに気づいてパックやエステでケアする方も多いと思いますが、髪に覆われている頭皮はなかなか気づかないものです。
見た目も分かりづらいのでそのまま放置している方も多いはず・・・。

頭皮をデトックスする必要性

炎症を起こしてないから大丈夫!と思っても頭皮に溜まった皮脂や汚れをそのままにしておくと「毒素」となり、頭皮や身体に悪影響となってしまいます。また、髪の毛には水銀や鉛といった「有害金属」を体外に排出する機能があるので、不健康な状態による髪の毛の不調はこれらの有害金属の排出機能を低下させてしまう原因になるのです。

デトックスは・・・便75%、尿20%、汗3%、毛髪1%、爪1%
と言われています。
体に備わっているデトックス機能だけでは排出することが困難なのが有害ミネラルです。
有害ミネラルは水に溶けにくく脂肪(皮脂)に蓄積されます。
脂肪(皮脂)を分泌するのは皮脂腺といい、足の裏を除いてカラダ全体にありますがその多くは顔と頭皮にあります。
1平方センチメートル当たり、カラダ50個位、顔と頭皮で800個位あります。
沢山の皮脂腺がある頭皮からデトックスすることにより、その脂肪(皮脂)が有害ミネラルもろとも排出される・・・というしくみです。
頭皮は体の中でもデトックスに適した部位なのです。

頭皮デトックスをしないと、頭皮はどうなる?

「毎日シャンプーしているから、頭皮は清潔」と思う方もいるかもしれません。
では頭皮のデトックスを行わないと、どうなるのでしょうか?
まず、頭皮は顔の皮膚よりも多くの毛穴が存在し、しかも密集しているため、毛穴が詰まりやすいことをご存知でしょうか?
皮脂による汚れやトリートメントなどのヘアケア剤が、知らず知らずのうちに毛穴を詰まらせてしまっていることもあるのです。
特に春~夏にかけては、目に見えない空気中の浮遊物質が頭皮に蓄積しやすい時期でもあります。
こうした毛穴のつまりは、老廃物や毒素を外に排出しづらくするため、汚れが蓄積してしまっています。
また、汚れだけでなく肩こりの原因にもなる乳酸などの疲労物質も頭皮に溜まるため、そのままにしておくと血液やリンパの流れを阻害してますます老廃物が蓄積するという悪循環を起こす上、頭皮が固くなるために生えてくる毛髪にもうねりやボリュームダウンや、顔のたるみやくすみの原因にもなるのです。

頭皮のデトックスを行うメリットは?

①皮脂による臭いやベタつきの改善、血行促進
②頭皮の血行を促し、顔の皮膚環境も改善


<基本から学ぶ、頭皮デトックス3ステップ>

では、家でできる頭皮デトックスのやり方をご紹介しましょう。
頭皮デトックスは、バスタイムを利用しています。

1. ブラッシング

バスタイム、シャンプーの前にまんべんなくブラッシングを。

2. オイルマッサージ

ヘアオイル専用オイルを使用します。(NAKAMIクレンジングオイルも頭皮のクレンジングにお勧めです。)
商品が推奨する量を手に取り、手のひらで温めながら使うと頭全体に行き渡りやすくなります。髪をかき分けながら、フェイスラインから後頭部までまんべんなくオイルをなじませてマッサージをします。

シャンプーの前にお湯でよくオイルを洗い流してください。

3. シャンプー&トリートメント&スカルプケアエッセンス

普段通りのシャンプーを・・・といいたいところですが、汚れやオイルが頭皮に残って肌荒れの原因にならないように地肌を中心にいつもよりしっかりと洗いましょう。
とはいえ、洗浄力の強すぎるシャンプーを使うとかえって地肌を傷めてしまう可能性がありますのでお気を付けくださいね。
ドライヤーで乾かした後or前にスカルプエッセンスで頭皮にしっかりと水分補給を。


この3ステップを行って髪を乾かしたら、毛穴スッキリ、根本から髪が立ち上がり、しなやかな手触りになっているはず。ぜひ一度お試しください。

オススメした頭皮デトックスですが、チャレンジする際に意識するポイントは3点。
●“頭皮”を意識して洗い、マッサージすること
●強く揉んだりこすったりはNG。髪自体を摩擦したり、強く力を入れすぎたりすると、髪や頭皮を傷める可能性が。
●週1回を目安にすること

この3つを守りながら頭皮の毛穴の汚れを一掃して、健やかで美しい髪を育てていきましょう♪